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平気なふりが、習慣になってしまった人へ
平気なふりを、いつから始めたか覚えていますか。 私は覚えていません。いつのまにか、それが基本になっていました。つらくても表情が変わらないし、あわてても声が揺れない。 まわりからは、動じないねと言われます。よく耐えるね、と。でも当の自分は、今の自分が平気なのかそうでないのかが分からないんです。 ふりは、もともと道具でした
書いたものを読み返すのがつらい人へ
記録は続けているのに、前に書いたものを開くのはできない。そういう方がいます。 数行読んで、そのまま閉じる。そのあと一日じゅう気分が沈む。 私もそうでした。「それなら何のために書くんだろう」と思っていた時期もあります。でも理由が分かってから、扱い方が変わりました。 書いた自分と読む自分は別人です 書くとき、私たちは当事者
怒れなかったことに、怒ってしまう人へ
その場では何も言えなかったのに、家に帰ってから完璧なせりふが浮かんだこと、ありませんか。 布団の中でその場面を巻き戻します。あのときこう言えばよかった。どうして黙っていたんだろう。 すると不思議なことが起きます。もとの怒りより、怒れなかった自分への怒りのほうが大きくなるんですよね。 怒りがないのではなく、遅れて到着する
お願いができない人
お願いのひと言が喉まで来て、そのまま引っ込んだこと、ありませんか。 忙しいだろうな、と思って。これくらいは自分でやるべきだよな、と思って。この前も世話になったし、と思って。 結局ひとりでやります。徹夜になっても、倍の時間がかかっても。そしてあとから誰かに「なんで言わなかったの」と言われると、返す言葉がありません。 お願
日記の一行目が書き出せないとき
日記を書こうとアプリを開いて、カーソルの点滅をしばらく見つめたまま閉じたこと、ありませんか。 書く気がなかったわけではありません。書こうとして開いたのですから。それなのに一行目で止まります。 私もそうでした。そして何か月か書いてみて分かったことがあります。一行目が出てこないのにははっきりした理由があって、その理由が分か
自分だけが知らない気がするとき
みんな知っているのに、自分だけ知らない気がする瞬間、ありませんか。 会議でみんながうなずいているのに、自分だけ何の話か分からないとき。新しい場所で誰も教えてくれないのに、みんな当たり前のようにやっているとき。何かを聞くにはもう遅い気がするときです。 私はそのたびに、自分が気が利かないとか、足りない人間なんだと思っていま
グループチャットにいるのに、もっと寂しい日
通知は鳴り続けているのに、それを見ていてかえって寂しくなったこと、ありませんか。 読んで、たまにスタンプを押して、そのうち画面を消す。さっきまで何十件もメッセージを見ていたのに、何も起きなかったような気がします。 今日は、人が多い場所でなぜもっと寂しくなるのかを書いてみます。 人が多いことと、つながっていることは別です
感情日記、朝に書くか夜に書くか
感情日記を始めようとして、いちばん最初につまずくのが「いつ書くか」です。 調べると答えが割れています。朝に書けという記事もあれば、寝る前に書けという記事もある。どちらにも理由があるように見えて、よけいに迷います。 私もしばらく夜に書いて、朝に移して、また夜に戻りました。そこで分かったのは、時間帯によって出てくる文章がま
慰めてほしかったのに、アドバイスが返ってきたとき
つらい話をやっと切り出したのに、「じゃあこうしてみたら」が返ってきたこと、ありませんか。 間違ったことを言われたわけではありません。むしろ正しいことのほうが多い。それなのに、それを聞いたあとは不思議と切り出す前よりも寂しくなります。 今日は、その寂しさがどこから来るのか、そして次はどうすればいいのかを書いてみます。 ア
友だちのいい知らせを、素直に喜べなかった日
仲のいい友だちからいい知らせを聞いたのに、「おめでとう」がすぐに出てこなかったこと、ありませんか。 私はあります。口では「よかったね、本当に」と言っているのに、内側では違うものが上がってきていた瞬間です。そして電話を切ったあとのほうがつらかった。うらやましいと思ったことより、そう思った自分に気づいたことのほうが、居心地